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    <title>大地を守る会のエビちゃん日記　“あんしんはしんどい”</title>
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    <updated>2010-09-05T15:22:16Z</updated>
    
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    <title>祝の島</title>
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    <published>2010-09-05T06:54:39Z</published>
    <updated>2010-09-05T15:22:16Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 山口県熊毛郡上関町祝島 （いわいじま）。 瀬戸内海・周防灘に浮かぶ...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="食・農・環境" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>山口県熊毛郡上関町祝島 （いわいじま）。</p>
<p>瀬戸内海・周防灘に浮かぶ周囲１２ｋｍの小さな島。</p>
<p>瀬戸内海屈指の豊かな魚場に恵まれ、釣り人のメッカとも謳われる。</p>
<p>島内は山の傾斜を利用してミカンやビワ栽培が営まれている。</p>
<p>大地を守る会も一時期、無農薬のビワの販売でお付き合いした時代がある。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10090301.jpg" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10090301.jpg" width="520" height="390" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>海と山しかないのどかな島。</p>
<p>一方で祝島といえば 「原発反対運動の島」 として全国にその名を馳せる島でもある。</p>
<p>この島に、８月２１日（土）&#65374;２２日（日）、</p>
<p>大地を守る会の専門委員会 「大地・原発とめよう会」 の主催でツアーが組まれた。</p>
<p>１０数人ほどの会員が島を訪ね、島民たちと親交を温められた。</p>
<p></p>
<p>僕も誘われたのだが、実はこの日程は、</p>
<p>大和川酒造の佐藤工場長たちと飯豊山に登る計画を立てていて、お断りするしかなかった。</p>
<p>結局は仕事でどちらも行けなくなってしまったのだけど。。。 哀しいね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ツアーに参加したＵ君から写真が送られてきたので、お借りして、紹介したい。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10090303.jpg" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10090303.jpg" width="520" height="390" /></p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>この平和な島に原発問題がふって涌いたのは１９８２年のこと。</p>
<p>上関町長が町議会で原発誘致の意向を表明したのだ。</p>
<p>翌年、祝島漁協が原発反対を決議して、長い長いたたかいが始まった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「上関原子力発電所」 の建設予定地は</p>
<p>祝島から４ｋｍ東の対岸にある上関町長島の田ノ浦湾。</p>
<p>この美しい名前の湾を埋め立てる計画である。</p>
<p>建設されれば、祝島島民は目の前に原発を見ながら日々暮らすことになる。</p>
<p>おそらく観光客は激減することだろう。</p>
<p>今年からいよいよ埋立工事が始まることになったが、</p>
<p>現在のところ島の人たちの必死の実力阻止にあって着手できていない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>島民のほとんどは建設反対だが、あくまでも 「ほとんど」 であって、</p>
<p>島には今も深いしこりが刻まれている。</p>
<p>そんな中で、島民たちはこの２８年間、毎週月曜日に欠かさず島内デモを行なってきた。</p>
<p>「原発ハンターイ、エイ、エイ、オー！」 という掛け声をかけながら、</p>
<p>集落の路地裏まで練り歩くのだ。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10090304.jpg" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10090304.jpg" width="292" height="390" /></span></p>
<p>毎週のデモは、みんなの結束を確かめ、島の意思が衰えてないことを示すだけでなく、</p>
<p>実はおっちゃんおばちゃんたちの楽しいお喋りの場でもあったりする。</p>
<p>犬もハチマキして参加していたりして。</p>
<p>実は僕も一度この島を訪ね、月曜デモに参加したことがある。</p>
<p>１９８７年の、季節は秋だったか。</p>
<p>（デモの、エイエイオー！にはちょっと馴染めなかったけど・・・）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>祝島漁協組合長（当時） の山戸貞夫さんが反対運動のリーダーで、</p>
<p>大地を守る会は漁協を通して無農薬ビワやビワ茶の販売で支援をしたのだった。</p>
<p>今回のツアーでは、山戸さんの息子さんと交流できたとのこと。</p>
<p>またビワの生産者を取りまとめてくれていた坂本育子さんは、</p>
<p>僕のことを覚えてくれていたようで、とても嬉しく思った。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10090305.jpg" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10090305.jpg" width="520" height="390" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>祝島はまた、岩の島でもある。</p>
<p>掘っても掘っても出てくる岩を家の練塀や段々畑の石垣に利用してきた。</p>
<p>傾斜のきつい山だが、島民は島の隅々まで利用し、共生して生きてきたのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これは平満次さんの棚田。&nbsp;</p>
<p>１段５メートルはあるだろうか。落ちたら死にそうな棚田である。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10090306.jpg" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10090306.jpg" width="390" height="520" /></span></p>
<p>この石垣を、満次さんの祖父、亀次郎さんが一代で築いたというから驚愕である。</p>
<p>子や孫の代まで米で困らないようにと願いながら、</p>
<p>巨大な岩石を一個一個運んでは積んでいったのだという。</p>
<p>日本人の米に対する恐るべき執念を感じさせる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ツアー一行と語らう平さん。</p>
<p>眼下は海。 こけたら一気に海まで滑落しそうな風景だ。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10090307.jpg" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10090307.jpg" width="520" height="390" /></p></span>
<p>こうやって島の風景は人の営みとともにつくられてきた。</p>
<p>海の環境を守るのも、実は漁民の倫理と矜持（きょうじ） こそにかかっているのだ。&nbsp;</p>
<p>原発は、自然も、人々の絆も、人と自然の絆も、傷つけてしまう。</p>
<p>それは営々と紡がれてきた絆の歴史を愚弄するものでもある。</p>
<p>反対する現地の人々が嫌悪するのは、そういう精神への冒とくを感じるからだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>賛成あるいは推進する人々は現地の深い苦悩を慮ることがない。&nbsp;</p>
<p>だから 「公共」 の名のもとに 「人 （あるいは自然） は死んでもいい」 に票を投じることができる。</p>
<p>その究極の選択が 「戦争」 だと思う。</p>
<p>反対した人は敵となった人々の死にも自身の判断の責任を考えようとし、</p>
<p>賛成派はだいたいが他人事のように批評する。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ま、戦争はともかく、原発に 「公共」 性としてのメリットがはたしてあるか、</p>
<p>これはとことん慎重に議論したいところだ。</p>
<p>あらゆる観点から見て、原発は本当にどれだけの貢献をしてきたのだろうか疑問である。</p>
<p>未来永劫にわたるリスク管理 （ストレス社会） を子孫に強制し、</p>
<p>建設から廃炉・廃棄物管理に至るコストは補助金 （税金） なしには採算は合わない。</p>
<p>事故はレベルによるが、最悪の場合、取り返しのつかないたくさんの生命危機につながる。</p>
<p>原発受け入れで得られるのは交付金や法人税による経済効果だが、</p>
<p>他人のお金（税金） をあてにして、持続可能な社会資産を差し出していいのか。</p>
<p>海と共生しながら暮らしていきたい、とはそういう意味で</p>
<p>基本的人権以上の意味を持つものだと思う。</p>
<p>昨日に続いてジャレド・ダイヤモンド （カリフォルニア大学教授） の言葉を借りるなら、</p>
<p>　「先進諸国が現在味わっている繁栄は、預金口座にある環境資本</p>
<p>　　（再生不能のエネルギー源、天然の魚介資源、表土、森林など） を食いつぶすことで</p>
<p>　　得られたものだ。 <strong>引き出した預金を稼いだお金と勘違いしてはならない</strong>」</p>
<p>ということだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ましてや、今のエネルギー政策の世界潮流は、石油やウランなど枯渇資源に依存しない</p>
<p>太陽エネルギー経済に移行しようとしている。</p>
<p>地球に降り注ぐ太陽エネルギーの１万分の１を効率利用できれば、</p>
<p>エネルギー問題はなくなるとまで言われているのだから。</p>
<p>そのための技術確立に向けての推進力が加速している。</p>
<p>引っ張っているのは砂漠の産油国である。 </p>
<p>西欧諸国もそこで技術提携の権利を得るのに躍起である。</p>
<p>日本は乗り遅れようとしている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次世代エネルギーの覇権争いはすでに 「原子力発電所」 ではない。</p>
<p>誰も電力不足を感じていない中で、</p>
<p>中国地方の電力需要は増える、という前提のもとでの、</p>
<p>２８年に及ぶ建設をめぐる争いなど、もうやめたほうがいい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>エネルギー源は、空と海と大地にあるのだ。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10090308.jpg" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10090308.jpg" width="520" height="390" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>祝島周辺海域には、国の天然記念物であり絶滅が危惧されているスナメリ （小型のクジラ）</p>
<p>や海鳥・カンムリウミスズメの生息が確認されている。</p>
<p>科学者から活断層の存在も指摘されながら、ちゃんとした調査は実施されていない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こんな島の人々の暮らしと自然を、実に優しい目線でとらえた映画がある。</p>
<p>纐纈（はなぶさ） あや監督作品 『<strong><a href="http://www.hourinoshima.com/" target="_blank">祝（ほうり） の島</a></strong>』 。</p>
<p>ゆったりと生きながら、しかし敢然と原発を拒否する島の人々の強さとその意味を、</p>
<p>「原発は必要だ」 と思っている人たちにも見て欲しいと思う作品である。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10090302.jpg" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10090302.jpg" width="520" height="388" /></span></p>
<p>東京では現在、東中野 「ポレポレ東中野」 で上映中。</p>
<p>一日１回、１９：００&#65374;で、今月１０日まで。</p>
<p>ご来場者には、当会からのプレゼント応募用紙が配られています。</p>
<p>応募された方から抽選で５０名様に、</p>
<p>祝島の対岸・愛媛県は明浜町の生産者団体 「無茶々園」 のちりめんをプレゼントします。</p>
<p>どうぞご応募ください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>以上の写真はすべて内田智昭さんからの提供です。 </p>
<p>原発ネタは久しぶりだけど、写真を見て、ちょっと熱くなりました。</p>
<p>感謝します。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
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    <title>猛暑のなか、「銀座三越」 リニュアル・オープン迫る...</title>
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    <published>2010-09-03T14:08:24Z</published>
    <updated>2010-09-04T10:12:33Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 昨日お詫びした 「田んぼスケープ」 のバグは解消できました。 いつ...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="あんしんはしんどい日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>昨日お詫びした 「田んぼスケープ」 のバグは解消できました。</p>
<p>いつも投稿してくれる田んぼレポーターさん、引き続きヨロシクです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それにしてもこの猛暑はとどまるところを知らない。</p>
<p>天気予報では９月中旬まで続くだろうと言っている。</p>
<p>１日には、気象庁の観測点９２１カ所中２４２カ所で、９月の最高気温を記録した。</p>
<p>東京都心では３５．９度まで上がったらしい。 異常だよ、ホント。</p>
<p>昨日は 「統計を取り始めた１８９８年以来、最高」 と書いたけど、</p>
<p>これは明治３１年から１１３年間の話であって、</p>
<p>考えてみれば、それ以前にもこんな年がそうそうあったとも思えず、</p>
<p>先史時代はともかくとして、有史以降いったい何番目になるだろうか、</p>
<p>とか想像力をかき立てられたりする。</p>
<p>なんたってＩＰＣＣ （気候変動に関する政府間パネル） が温暖化の根拠にした数字は</p>
<p>「平均気温が１００年間で０．７４度上昇した」 だからね。</p>
<p>平年より１．６４度高かった、北海道では豪雨が頻発した、記憶にとどめておきたい年だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>温暖化の進行は気象災害も大きくする。</p>
<p>パキスタンの洪水被害に対する人道支援はいいけど、</p>
<p>いまカスリーン台風（１９４７年９月） 並みの台風がやってきたら</p>
<p>東京は水没するとまで言われている足元の現状に、</p>
<p>どれほどの人が危機感を抱いているのか、と思ったりする。</p>
<p>東京は水害に対してとても脆弱な都市になってしまっているのだ。</p>
<p>温暖化とともにその危機はいつ来てもおかしくない段階に至っている。</p>
<p>もちろん専門家たちは温暖化防止だけでなく、</p>
<p>「早急に都市をデザインし直さなければならない」 と叫んでいるのだけれども、</p>
<p>たとえ薄々と分かっていてもクーラーとギンギンに冷やしたビールに走ってしまう我々は、</p>
<p>なかなかに 「小さな加担者」 から抜け出せない。</p>
<p>「私たちは今、持続不能に至る道を急ぎ足で歩いている」&nbsp;（ジャレド・ダイヤモンド 『文明崩壊』 ）&nbsp;</p>
<p>のも感じつつ。。。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>とかなんとか御託を述べながらも、問題は目の前の仕事である。</p>
<p>傘がない、じゃなかった、「野菜がない！」</p>
<p>あっても、猛暑の影響を受けたものも多い。</p>
<p>そこにさらにムチを打つかのように迫ってきているのが、</p>
<p>（いかにも唐突ですが） ９月１１日の <strong><a href="http://www.mitsukoshi.co.jp/shop?EcLogicName=storeinfo.storetopInfo&amp;tenpoCd=12" target="_blank">銀座三越</a></strong>&nbsp;の新装オープン！である。</p>
<p>大地を守る会では、ここの地下２階にデリカ （惣菜） ショップを、</p>
<p>そして地下３階に青果物売り場を出店させることになっている。</p>
<p>開店まで１週間となって、仕入担当者たちの苦悶が続いている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕も昨日はその体制準備で六本木に出向いたのだが、最後は結局</p>
<p>「生ビールでも飲んで帰るか」&nbsp;「そうすっか」 となったのだった。</p>
<p>そんなわけで、朝の決意表明も、夕には猛暑と生ビールの一語であっけなく敗北宣言</p>
<p>と相成った次第。</p>
<p>菅さんも小沢さんも、朝令暮改はいけませんぞ。 反省しろ、反省！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかしダラダラと延ばしてきて、もう待ったなしとなったネタを一本</p>
<p>残してしまっているので、ミツバチの前にこちらを挿入させていただきたい。</p>
<p>映画 『 <a href="http://www.hourinoshima.com/" target="_blank"><strong>祝（ほうり） の島</strong></a>&nbsp;』 と祝島の話を。</p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10090301.jpg" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10090301.jpg" width="520" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>明日には必ず。</p>
<p></p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>猛暑のせい？ &#65293;お詫び２件</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/09/-nb-38.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.2132</id>

    <published>2010-09-02T04:07:00Z</published>
    <updated>2010-09-02T04:53:55Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 唐突ですが、お詫びの連絡です。 本ブログで度々宣伝させていただいて...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="あんしんはしんどい日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>唐突ですが、お詫びの連絡です。</p>
<p>本ブログで度々宣伝させていただいている 「<strong><a href="http://www.tanbo-scape.jp/" target="_blank">田んぼスケープ</a></strong>」 ですが、</p>
<p>システムに不具合が生じていて投稿が受付できない状態が続いています。</p>
<p>まず郵便番号から地図上に表示させるシステムへの接続の不具合があり、</p>
<p>それは解消されたのですが、他にも問題があるようで、急ぎ原因究明中です。</p>
<p>投稿いただいた方々には 「何で？？？ ・・・」 となったことかと思いますが、</p>
<p>今しばらくお待ちくださいますよう、お願いします。</p>
<p>申し訳ありません。</p>
<p>日本列島は夏の高温のせいで稲の生育は進み、稲刈りが早まっています。</p>
<p>どんどん刈っている地域もあることでしょう。</p>
<p>もしちょっとの時間と心の余裕があれば、稲刈り風景の投稿をお願いしたいところなのですが、</p>
<p>稲刈り前線北上中でのバグ発生となってしまい、深くお詫びします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さてと改めて、、、暑いですね。</p>
<p>気象庁が昨日発表したところによると、今年の夏 （６&#65374;８月） の平均気温は</p>
<p>統計を取り始めた１８９８年以来、最高を記録したとのこと。</p>
<p>平年より１．６４度も高かったようです。</p>
<p>「こんな暑い日が続く夏は生まれて初めてだ」 と年配の方からもよく聞かされましたが、</p>
<p>けっして大げさな話ではなかったということですね。</p>
<p>しかも関東平野部には夕立もなく、カラカラに乾いた畑では種が播けない状態。</p>
<p>一方北海道では断続的な大雨の来襲で畑が水浸し。</p>
<p>ラニーニャの威力・・・なんて言ってる場合じゃない。</p>
<p>異常な猛暑はまだ終わる気配なく、</p>
<p>秋からの野菜供給は厳しい綱渡りが続くことになりそうです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>お詫びの二つ目。</p>
<p>８月はブログにまったく手が回りませんでした。</p>
<p>これは暑さのせいでなく、多事に振り回されていたことによりますが。</p>
<p>特に新しい仕事が増えると気持ちに余裕がなくなってしまいます。</p>
<p>いけませんね。</p>
<p>お陰でネタも溜まる一方。</p>
<p>何とか細切れにでも時間をつくって、報告を再開したいと思います。</p>
<p>まずは、８月２７日のミツバチ会議から、か。</p>
<p>しかしこれがまた、重たいネタで・・・</p>
<p>途中まで書いて、放ったらかしてしまってるんですよね。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="348" alt="e10082703.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10082703.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今夜書けるか・・・いや、書くぞ、ゼッタイ。</p>
<p>とりあえず所信表明、いえ、強い気持ちで決意表明。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>以上、猛暑とはあんまり関係ないお詫び、でした。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>３５歳 初めての誕生日パーティ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/08/-nb-36.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.2069</id>

    <published>2010-08-21T14:18:33Z</published>
    <updated>2010-08-27T09:08:35Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 大地を守る会の誕生日は、１９７５年８月１９日、ということになってい...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="あんしんはしんどい日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="大地を守る会" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>大地を守る会の誕生日は、１９７５年８月１９日、ということになっている。</p>
<p>大手町のＪＡホールで開催された集会で、農薬公害の追放を訴えて</p>
<p>「大地を守る市民の会」 設立が宣言された日である。</p>
<p>数えて３５年。</p>
<p>今まで、この日になにか記念の行事をやることはなかった。</p>
<p>２０周年、３０周年、と行なわれたセレモニーも、生産者の都合などを勘案して、</p>
<p>だいたい１０月下旬から１１月の頃合いに開催された。</p>
<p>恥ずかしながら、この日を意識することはまったく無かった。&nbsp;</p>
<p>みんな忙しく、貧しかったし。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それが何と、職員の間から自発的に、</p>
<p>３５周年の誕生パーティというのが企画されたのだ。</p>
<p>しかも藤田会長はじめ設立当時から残る３名の大先輩には、テッテー的に内密に進められた。</p>
<p>いや、カンペキだったね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>２０１０年８月１９日。</p>
<p>社内の一角で、秘かに準備されたお誕生会が催された。</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="265" alt="e10082003.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10082003.JPG" width="408" /></span></p>
<p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（写真提供：実行委員会より／以下すべて）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>パーティの内容や準備の経過などは、</p>
<p>すでに 「&#65374;大地を守る会の活動レポート&#65374; <strong><a href="http://www.daichi.or.jp/blog/report/" target="_blank">ブログ大地を守る</a></strong>」 にアップされているので</p>
<p>そちらをご覧願うとして、</p>
<p>一人７００円のカンパで用意された内輪のささやかなお祝いに、</p>
<p>２８年選手の僕もつい感慨に耽ったのだった。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>大地を守る会の農産加工部門である</p>
<p>（株）フルーツバスケットのパティシエ、<strong><a href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2008/09/post-171.html" target="_blank">加藤浩一</a></strong>くんが</p>
<p>社長の加藤保明さん （姓は同じだが親子でも親戚でもない） に気づかれないよう、</p>
<p>隠密裏に静岡から幕張まできて、デコレイトしてくれたケーキ。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="269" alt="e10082001.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10082001.JPG" width="408" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ケーキは、大地を守る会設立当時から残る３名の大先輩に贈られた。&nbsp;</p>
<p>真ん中が藤田和芳会長 （ （株）大地を守る会社長 ）。　</p>
<p>右が加藤保明理事 （&nbsp;（株）フルーツバスケット社長）。　</p>
<p>左が長谷川満理事 （ （株）大地を守る会取締役）。</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="277" alt="e10082002.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10082002.JPG" width="408" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>藤田・加藤両氏は設立時代、同じ出版社で働いていた関係。</p>
<p>加藤・長谷川両氏は大学時代の同級生という関係。</p>
<p>いきさつは、ブログ大地を守る会を参照されたし。</p>
<p>もちろん設立時代のメンバーは他にもいたのだが、</p>
<p>３名は &nbsp;" 激動の３５年 "&nbsp; を生き抜いた功労者というわけである。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「藤田さんたちがこの会を作ってくれなかったら、私たちは今ここにいない」</p>
<p>誰ともなくそんな声が聞かれ、スタッフがうなずき合ったりしている。</p>
<p>たしかに、、、</p>
<p>「大地を守る会」 はなくとも、時代は同様な組織を誕生させたことだろうが、</p>
<p>その組織の個性や文化は、人によってつくられていく。</p>
<p>途中で分裂したかもしれないし、あるいはもっと大きくなっていたかもしれない。</p>
<p>いずれにしても、いまのこの社員２００人が、３５歳の日の構成員となって</p>
<p>この場で祝い合うということは、まあないだろう。</p>
<p>初代会長の故藤本敏夫さんも含め、この人たちでなかったら、</p>
<p>僕もこの組織に拾われることはなかったかもしれない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕が入社したのは１９８２年。 藤本さんが会長を務められた最後の年の秋だった。</p>
<p>藤本さんはすでに千葉・鴨川で 「自然王国」 建設に着手されていた。</p>
<p>大地を守る会が初めて新聞に求人広告を出したのは、そんな時だった。</p>
<p>面接された加藤さんは、「くそ忙しいのに、また来たよ・・」 とか吐き捨てながら、</p>
<p>僕の履歴書を受け取られた。</p>
<p>数日後、「二次面接を受けていただきます」 と連絡があって再度出向いたら、</p>
<p>藤田さんはなかなか会社に現われなかった。</p>
<p>１時間ほど遅れて来られて、履歴書を見るなり、</p>
<p>「●●●大か。　●●●● 派かな？」 なんて物騒なことを聞いてくる。</p>
<p>「免許はあるんだね。　いつから来れる？」</p>
<p>モッタイつけたわりには底が知れるような面接で、</p>
<p>僕は幸か不幸か、募集１名のところ、ついでの補欠として採用されてしまった。</p>
<p>木造アパートを改造したショボい事務所兼倉庫を眺めながら、</p>
<p>オレの人生はここで終わるのだろうかと、恐怖を感じたものだ。</p>
<p>一生アウトサイダーか。 親不孝モンになっちゃうな・・・</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>入社してしばらく経った年末のある日、先輩社員がヒソヒソ話をしていた。</p>
<p>「ボーナスが出るぞ、今年は」</p>
<p>「いや、信じるのはまだ早い」</p>
<p>僕はずっと気になっていることを質問した。</p>
<p>「藤本さんはいつ会社に来られるんですかね」</p>
<p>「知らねぇよ、そんなこと」</p>
<p>社長はいなくとも、会社は回る。 皆それぞれに判断して夜遅くまで会議をやっている。</p>
<p>会議が終わったら、一杯やりながら激論が始まる。</p>
<p>面白い組織だと思った。 ハマっちゃったんだよね、何の因果か。。。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ケーキとビールのみ、という慎ましやかなお誕生会で、</p>
<p>お三方も、それぞれに思い出を語られたが、共通していたのは、</p>
<p>「当時はいつ潰れてもおかしくない状態で、正直ここまで来れるとは思わなかった」 </p>
<p>という感慨だった。</p>
<p>「ある時、長谷川クンが泣きながら訴えてきたんだよね。</p>
<p>　" オレの給料はいいから、生産者にお金を払ってやってくれ "&nbsp; って・・・」</p>
<p>藤田さんも、さすがにこのエピソードを披露した時には一瞬喉を詰まらせた。</p>
<p>創業者たちの連帯感は、こういう経験を経て醸成されたのだ。</p>
<p>情けないまでの切なさや悔しさはまた、意地の炎も強烈に燃やしたに違いない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>藤本&#65293;藤田と引き継がれて３５年。</p>
<p>不思議とゆるがない思想と、腹の底に意地を隠し持って、僕らは走ってきた。</p>
<p>しかしそれ以上に共通してあったのは、未来志向と楽観だったように思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ケーキとビールと、農産グループから差し入れたマンゴーとスイカで</p>
<p>ヘンな腹持ちになりながらも、</p>
<p>３名の大先輩の多少の満足感を含んだ笑顔を眺めることができて、</p>
<p>２８年選手にとっても少しは誇りたいような気分にさせてもらったのだった。</p>
<p>屈託なく笑っている若者たちに感謝したい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>いまこの組織は、またまた大胆な階段を自ら設定して、登ろうとしている。</p>
<p>目の前にいる若者たちだけでなく、</p>
<p>今日生まれた子どもたちが３５になった時にも、</p>
<p>「ありがとう」 と言ってもらえるだけの仕事をしなければならないと思う。</p>
<p>茨の道は終わらない、てことね。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>都産都消の可能性を探る試食研究会 ｉｎ マルノウチ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/08/-nb-35.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.2055</id>

    <published>2010-08-16T14:35:15Z</published>
    <updated>2010-08-19T06:15:06Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; とまあそんなわけで、今日もメチャ暑い中、東京・丸の内まで。 &nb...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="あんしんはしんどい日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>とまあそんなわけで、今日もメチャ暑い中、東京・丸の内まで。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「ミクニマルノウチ」 に集まった東京の野菜と魚、生産者とシェフたち。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;材料と調理法を説明する支配人の椛田さん。&nbsp;</p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081601.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081601.JPG" width="520" /></p>
<p>集められたのは都下７名の農家から３２種類の野菜と果物。</p>
<p>じゃが芋だけで７種類、カボチャだけで４種類、ブドウが５種類。</p>
<p>魚は伊豆七島からキンメダイが届けられていた。</p>
<p>我らが東京有機クラブ、阪本啓一・川里賢太郎コンビからは、</p>
<p>居酒屋 「<strong><a href="http://www.yamafuji.net/" target="_blank">山藤</a></strong>」 用に作ってもらっているものも含めて９種類を出品させていたいた。&nbsp;</p>
<p>ルッコラ、京菜、じゃが芋（メークイン）、賀茂ナス、長ナス、スイスチャード、</p>
<p>島オクラ、万願寺とうがらし、カボチャ（栗坊）。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>丸の内シェフズクラブを代表して、会長の服部幸應さんがご挨拶。&nbsp;</p>
<p></p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081602.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081602.JPG" width="520" /></p>
<p>東京の自給率は１．２％しかない。 全国で最低なんです。</p>
<p>しかし東京にも農家はたくさんあって、みんな頑張っている。</p>
<p>東京の特徴は、露地栽培中心で少量多品目生産。 いろんなものを作っている。</p>
<p>そんな地元の生産物を、皆さんの力でクリエイティブな食べ方を提案してほしい。</p>
<p>この出会いを大切にしましょう。</p>
<p>「テレビで見るのと同じだね」 とささやき合うカワユイ僕ら。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>カゴに入って並べられた現物。&nbsp;</p>
<p></p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081603.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081603.JPG" width="520" /></p>
<p>&nbsp;右端はバターナッツか。</p>
<p>リストにはないけど、どなたかが今日持ち込んだのかな。</p>
<p>東京でもいろんなものが作られている。</p>
<p></p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>ナスも色々。&nbsp;</p>
<p>素材の味の違いを確かめてもらうために、調理は極めてシンプル。</p>
<p>これは鉄板で焼いただけ。</p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081604.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081604.JPG" width="520" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>じゃが芋を食べ比べる調理のプロたち。&nbsp;</p>
<p></p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081605.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081605.JPG" width="520" /></p>
<p>インカのひとみ、インカのめざめ、きたあかり、アンデスレッド、メークインに男爵。</p>
<p>「オレはもう、じゃが芋は男爵、という思いが強いねぇ」 と服部さん。</p>
<p>ただ同じ品種でも生産者がかぶっていたりするので、</p>
<p>このイモが自分ちのかどうかがよく分からず、</p>
<p>「生産者を」 と言われても、少々戸惑ったりする。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;右の後ろにいる啓一さんも、このメークがウチのかどうか、Ｋさんのだったら失礼だし。。</p>
<p>&nbsp;と少し遠慮気味。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回もっとも評判を呼んだのが、&nbsp;川里さんの島オクラ（写真手前）。&nbsp;</p>
<p></p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="342" alt="e10081606.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081606.JPG" width="520" /></p>
<p>島オクラと言えば沖縄を連想するかもしれないが、</p>
<p>こちらは八丈島の島オクラだ。</p>
<p>川里さんは島のＪＡから種を分けてもらって、自家採種しながら育てている。</p>
<p>「大きいのに、柔らかく、種が少なくて、ぬめり感がとてもイイ！」 と絶賛されていた。</p>
<p>すぐにでも使いたいという声も上がったが、</p>
<p>「いや、これは大地さんの山藤分しか作ってませんので」 と賢太郎はすげない。</p>
<p>断っちゃ 「お見合い」 にならないのだが、そこはこちらがフォローする。</p>
<p>&#65293; 皆さんの希望をまとめさせていただいた上で、もう少し作れるかどうか、</p>
<p>　　計画を立てさせていただきます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>和食の 「招福楼」 ご主人、中村成実さんも島オクラに賀茂ナスを挙げた。</p>
<p>川里さんが作っているナスだが、なんと苗は地元で買っていて、</p>
<p>その苗は京都にも出されているのだとか。</p>
<p>江戸から送られる京野菜の苗、多少複雑でうまく説明できない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>後半は自由に流れながら懇談。&nbsp;</p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081607.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081607.JPG" width="520" />&nbsp;</p>
<p></p>
<p></p>
<p>
<p>シェフは自由に感想を述べ合うが、</p>
<p>生産者が割って入るのは、なかなか気軽にできるものではない。</p>
<p>まあ、初めての試みなので、その辺は次の課題か。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>生産者はこのように紹介させていただいた。</p>
<p>小金井市、阪本啓一。&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" height="270" alt="阪本啓一.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/%E9%98%AA%E6%9C%AC%E5%95%93%E4%B8%80.JPG" width="360" /></p>
<p></p>
<p>江戸時代から３５０年以上続く武蔵野農家の７代目。</p>
<p>葉物の周年栽培が主体。 農薬は一切使わない。</p>
<p>化学肥料にも頼らず （何年かおきに Ｐｈ 調整にわずか使うことがあるくらい）、</p>
<p>徹底して良質な堆肥づくりにこだわってきた。</p>
<p>昔から世田谷・馬事公苑の馬糞を完熟堆肥に仕上げて、土に還している。</p>
<p>こうした資源循環ができるのも、地域に農業が健在だからこそ。</p>
<p>安全で新鮮な食の提供だけでなく、お互いの顔が見える&nbsp; " 地産地消 "&nbsp; の関係が築けるし、</p>
<p>農業体験などを通して食育にも貢献できる。</p>
<p>障がい者支援のボランティアもやってるけど、そこでも農の力はすごいと思う。</p>
<p>東京にこそ、いやどんな町にも、農業は必要なんだと伝えたい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>小平市、川里賢太郎。</p>
<p>あえて、この写真を使わせていただく。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="376" alt="Img2008-06-05_034.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/Img2008-06-05_034.JPG" width="268" /></span></p>
<p>親父の代から無農薬栽培を続けて２５年以上になる。</p>
<p>葉物中心に、契約するレストラン （山藤のこと） 向けの野菜も含めて</p>
<p>年間１０種類ほどの野菜を作るが、あちこちから希望があっても、</p>
<p>やたらと広げることはしたくない。　</p>
<p>きちっとイイものをつくって、信頼される&nbsp; " 川里の野菜 "&nbsp; を届けたいと思う。</p>
<p>就農して１１年。 農大を卒業した後、流通や消費の動向も知っておきたいと、</p>
<p>流通の現場 （大地を守る会のこと） を学んでから就農した。</p>
<p>阪本さんと一緒に馬事公苑まで馬糞を引き取りに行っては、時間をかけてイイ堆肥にする。</p>
<p>きつい仕事だけど、土づくりは絶対に手を抜かない。</p>
<p>東京だからといって特段の気負いはない。 </p>
<p>プライドを持って、安全で美味しい野菜をつくり続けたい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>彼らこそ資源循環を助ける仲介者なのです。</p>
<p>地域にこういう農業が必要だということを、私は訴えたい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>感想を述べ合うシェフの皆さん。</p>
<p>写真は、フランス料理 「ル・シズィエム・サンス・ドゥ・オエノン」 のドミニク・コルビさん。&nbsp;</p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081608.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081608.JPG" width="520" /></p>
<p>ドミニクさんはフランス人らしく、ぶどうに注目。</p>
<p>「なかなか、意外と美味しい。 使えます。」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>最後に、この場を提供してくれた 「ミクニマルノウチ」、三国清三さん。</p>
<p></p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="377" alt="e10081609.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081609.JPG" width="520" /></p>
<p>東京の野菜は、火山灰土が元になっていて、密度が粗いので根が深くなる。</p>
<p>糖度は低めで、あっさりした味になる傾向がある。</p>
<p>最も売りにできるのが、新鮮である、ということだ。</p>
<p>東京野菜を使いたいと思っても、生産者とうまくつながれない、という現実がある。</p>
<p>東京に合った生産と流通の仕組みづくりが必要だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そのあたりが僕らに求められている役割ってわけだ。</p>
<p>ま、やりましょうよ。　ただしワガママ一辺倒 （お店ってありがち） は困ります。</p>
<p>届いたモノを見て 「よし、こうしよう」 、という</p>
<p>皆さんの持っている一級品のセンスを駆使していただくことも、お願いしたい。</p>
<p>特定の生産者とつながるというのは、</p>
<p>市場からイイものだけを引くというのとは、勝手が違ってきますので。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>初めての企画なので課題も残ったが、</p>
<p>「ま、よかったですよ。 人と会えたわけだし。 これから、だね。」</p>
<p>三国ポーズをとって、今日のところは帰るとしよう。</p>
<p></p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081610.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081610.JPG" width="520" /></span>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>お盆返上で、「お見合い」の準備</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/08/post-356.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.2052</id>

    <published>2010-08-14T11:53:52Z</published>
    <updated>2010-08-15T10:19:17Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 相変わらず、毎日暑いっすね。 仕事バカ人間の僕は、ついにお盆休みも...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="あんしんはしんどい日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>相変わらず、毎日暑いっすね。</p>
<p>仕事バカ人間の僕は、ついにお盆休みも消えてしまって、</p>
<p>毎晩水シャワーを浴びては、むりやり海に行ったような気分に浸っています。 寂しいね。。</p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="383" alt="e10081401.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081401.JPG" width="390" /></p>
<p>今年は蝉が多いような気がするのですが、気のせいでしょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>・・・と、こんな呑気なことを言っている間にも、</p>
<p>各産地から入っていくる情報はどこも厳しい。</p>
<p>千葉や茨城方面はとても乾燥気味で、少しでも雨がほしいところなのだが、</p>
<p>九州や四国南部は高温の中で雨続きの様子。 </p>
<p>断続的にゲリラ豪雨にやられているところもある。</p>
<p>山形の内陸部は酷暑で果物の生育が乱れている。</p>
<p>そして、心配していた北海道がかなりヤバイ状況になってきた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>写真は８月１０日、中富良野・太田順夫さんの玉ねぎ畑。</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="252" alt="e10081400.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081400.JPG" width="336" /></span>&nbsp;</p>
<p>１週間に２度、激しい雨が連続して長時間にわたって降ったとのこと。</p>
<p>どこの畑も水浸しで、排水してはまた雨が降る。</p>
<p>収量の減少は否めず、病気も心配になってくる。</p>
<p>富良野の今さんからも、鷹栖の大西さんからも、、、</p>
<p>積丹の高野さんからは川が氾濫して畑が冠水したとのこと。</p>
<p>春から、いいことないなぁ・・・つらいね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>と溜息ついている暇もなく、今日は都心まで野菜の納品に出向く。</p>
<p>場所は、<a href="http://www.marunouchi.com/brick/" target="_blank"><strong>丸の内・ブリックスクェア</strong></a>&nbsp;の一角にあるレストラン、「<strong><a href="http://www.mikuni-marunouchi.jp/" target="_blank">ミクニマルノウチ</a></strong>」。</p>
<p>有名な三国清三シェフが経営するフランス料理のお店。　</p>
<p>ここで、君（僕のこと） の短い夏休みなんて 「関係ねぇ」 と、</p>
<p>非情な日程での企画が発生したのだ。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081402.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081402.JPG" width="520" /></span></p>
<p>１６日に、２０人ばかしシェフが集まって東京食材の試食会をやるから</p>
<p>東京の野菜を持ってこい！ というご指示である。&nbsp;</p>
<p>その一報は、８月２日。　僕はもう家族と四国行きを約束してしまっている。</p>
<p>「１６日って、、、、（小さな声で） 急ですねぇ。」　</p>
<p>「はい・・・三国さんの都合で・・・」 （企画のご担当の方の声もやや・・）</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>突然とは言え、この企画は、</p>
<p>丸の内で地産地消や環境に配慮した 「食」 を提案していこうとする</p>
<p>「<strong><a href="http://shokumaru.jp/" target="_blank">食育丸の内</a></strong>」 というプロジェクトの一環である。</p>
<p>そのプロジェクトを推進するシェフの集まりが 「<strong><a href="http://shokumaru.jp/chefsclub/" target="_blank">丸の内シェフズクラブ</a></strong>」（服部幸應会長） で、</p>
<p>僕も丸の内での 「食」 展開に多少関わらせてもらっている以上、</p>
<p>彼らからの発案とあれば、仕方がない。</p>
<p>受けるしかない！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>本企画、名づけて、</p>
<p><strong>「都産都消」 お見合いＴＯＫＹＯ　プロジェクト！　ｉｎ　Ｍａｒｕｎｏｕｃｈｉ</strong></p>
<p>" 東京フードプロデューサー "&nbsp; 東京都の生産者　と</p>
<p>"&nbsp;東京グルメプロデューサー "&nbsp;&nbsp;食材を使う在東京レストランシェフ、社員食堂担当　が</p>
<p>丸の内で　「お見合い」　します！</p>
<p><strong>「都市・東京の地産地消」 をテーマにした 「東京やさい」 「東京さかな」 試食研究会</strong></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「お見合い」 ・・・ ドキドキするような言葉だね。 ヘンかな。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さっそく小金井の阪本家、小平の川里家に連絡を入れ、協力を乞う。</p>
<p>「この暑さで、今は一番モノがない時だよ、もぅ&#65374;」 （阪本啓一）</p>
<p>「大地からの頼みじゃぁ、協力はするけど、あくまでも大地（宅配の意味） と</p>
<p>　山藤（当会直営の和食居酒屋） 優先だからね」 （川里弘）</p>
<p>&#65293; 分かってますって。 その上でのお願い、です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>準備はモノだけではない。　シェフたちの 「試食会」 なので、</p>
<p>生産者情報に、提供する野菜の情報を、写真付きで用意する。</p>
<p>あわせて、フードマイレージをさりげなく表現するPOPを作成する。</p>
<p>やっつけ仕事はわりと得意。 それと分かる出来栄えでもあるけど。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして、丸の内・ブリックスクエァ。</p>
<p>東京駅前の、ビルの谷間につくられた憩いの場。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="455" alt="e10081405.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081405.JPG" width="341" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081406.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081406.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その一角に、ミクニマルノウチがある。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081403.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081403.JPG" width="293" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>川里さんが阪本家に指定の野菜を届け、</p>
<p>職員の前田寿和が阪本家でまとめて引き取り、丸の内に直行する。</p>
<p>９種類の野菜を少しずつ。</p>
<p>「まったく！」 とか言いながらも、保冷剤も入れて丁寧に準備してくれていた。&nbsp;</p>
<p>ご面倒かけます。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この店のコンセプトは、「江戸東京野菜」 を使ったナチュラル・フレンチ。</p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10081404.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10081404.JPG" width="520" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>１６日は、阪本啓一さん、川里賢太郎さんにも来てもらって、</p>
<p>紹介する段取りである。 </p>
<p>なんたって&nbsp;「お見合い」 だからね。 キンチョーするぞ、これは。 ヘンかな。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>私たちは日々、環境の 「今」&nbsp;を 「食べている」 。</p>
<p>農業は、その環境を壊しもするし、生かしもする。　</p>
<p>「食」 を通してどんな 「農」 とつながるか、を提案できる場になればいい。</p>
<p>ここでの主役は江戸野菜だけど、</p>
<p>その先に今も猛暑・水害に耐えて頑張っている人々の顔があることも、忘れずに。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>はた・まる　試食会</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/08/post-347.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.2037</id>

    <published>2010-08-11T13:40:20Z</published>
    <updated>2010-08-12T12:50:53Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 先週の水曜日（８月４日）、 自由が丘（九品仏） のカフェ・ツチオー...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="あんしんはしんどい日記" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="産地情報" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>先週の水曜日（８月４日）、</p>
<p>自由が丘（九品仏） のカフェ・ツチオーネにて、</p>
<p>「はたまるプロジェクト」 主催による乾燥野菜の試食会が開かれたので、</p>
<p>遅まきながらアップしておきたい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「はたまるプロジェクト」 &#65293; 「畑丸ごと　実から種まで乾燥プロジェクト」 の略称。</p>
<p>農産物の仕入部門から加工品の開発部門、販売政策に広報と</p>
<p>部署横断的にスタッフが集まって、</p>
<p>実際の加工を行なってもらう （株）ジェイラップさん（福島県須賀川市） と合同で結成された、</p>
<p>新しいコンセプトでの商品開発を進めるためのプロジェクト・チームである。　</p>
<p>その概要は、３月に行なった<a href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/03/post-320.html" target="_blank"><strong>キックオフ・ミーティング</strong></a>の報告を参照いただくとして、</p>
<p>いよいよ会員さんへのサンプルのお披露目へと漕ぎつけた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ズラリと並んだ試作品の品々。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10080401.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10080401.JPG" width="520" /></span></p>
<p>ビンに入っているのが粉（パウダー）、</p>
<p>袋に入っているのがスライスとかチップにして乾燥させたもの。</p>
<p>その数１００種類を超えている。</p>
<p>考えられるものはほとんど試作してきた。</p>
<p>ジェイラップ専務の関根政一さんとスタッフの伊藤大輔さんが胸を張る。</p>
<p>「９０くらいまで作ったところで、意地でも （サンプル数を） 三桁にして持って来たくなって、</p>
<p>　徹夜して頑張りましたよ。」</p>
<p>そこで意地を発揮しなくったって、とも思ったが、</p>
<p>ま、アスリートに限らず、そういう数字に挑戦したくなることって、あるね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そのまま食べられるものは、お皿に並べて、試食いただく。</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="366" alt="e10080402.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10080402.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;トマト、ミニトマト、とうもろこし、パイン、プラム、バナナ。</p>
<p>&nbsp;低温でゆっくりと乾燥させることで、風味と栄養価を保たせる。</p>
<p>むしろ水分が飛んだ分、エキスが凝縮されて濃厚な味わいになる。</p>
<p>最終的な水分濃度をどこまでにするかが鍵、というか秘伝になるのかな。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>ジェイラップ代表、伊藤俊彦さんがこのプロジェクトにかける意気込みを語る。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10080403.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10080403.JPG" width="520" /></span></p>
<p>ただ規格外品や余剰野菜に新たな価値を付与して製品化する、というだけではない。</p>
<p>ブロッコリィなら捨てられるところの茎も使う （ブロッコリィは捨てられる方が多い）。</p>
<p>トウガラシならヘタも活用する。</p>
<p>皮も、種も、モノによっては根っこも、トライしてみた。</p>
<p>「実は、そういうところの方が栄養価は高かったりするんです。</p>
<p>　そういったところにもこだわりたい。」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こういった乾燥野菜を家庭でストックしていただき、時間のない時にさっと使え、</p>
<p>あるいは隠し味に使うなど、料理のバラエティに役立てていただく。</p>
<p>また、少量で栄養バランスが摂れるメリットは、</p>
<p>高齢者の方、一人暮らしの方にも重宝されるのではないか。</p>
<p>ゴミの減量化にもつながるし。</p>
<p>離乳食にも使える、という声も上がった。</p>
<p>ねらい通り、だね。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>関根専務からは、製造にあたっての苦労話から、</p>
<p>こだわってきたこと、自分なりのアイディアなどを話していただく。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10080404.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10080404.JPG" width="293" /></span></p>
<p>「こんなツラですけど、けっこう繊細なんですぅ。」</p>
<p>ジョークも適当に織り交ぜながら、なかなか聞かせる。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>カフェ・ツチオーネのパティシエ、猪股さんが、</p>
<p>事前に送った素材を使って、ケーキやクッキーなど</p>
<p>たくさんの試作にチャレンジしてくれた。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="389" alt="e10080405.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10080405.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>どれも大好評。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="396" alt="e10080406.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10080406.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10080407.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10080407.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>猪股さんによると、</p>
<p>「生のトマトだと青臭さもあるが、乾燥だと甘味と酸味だけになって、とても使いやすい。」</p>
<p>水分がなくなることで、その素材の特徴がストレートに出せる。</p>
<p>タマネギも甘味が強くなって、パン生地への影響が少なく、味が水分で分散されない。</p>
<p>また砂糖や塩も控えられるとか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10080408.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10080408.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>粉では、はやりフルーツ系が一番人気か。 </p>
<p>皆さん、いろいろと用途のイメージが広がって、会話も徐々に徐々にはずんでくる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして確実な需要を感じたのは、薬味系（ニンニク、生姜、本わさび、ねぎ、など）。</p>
<p><img class="mt-image-none" height="382" alt="e10080410.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10080410.JPG" width="520" /></p>
<p>はじかれた規格外のワサビ、伊豆の本山葵です。</p>
<p>製品化第１号のラインアップに 「当確」 ランプ点灯！</p>
<p>辛味大根にもたくさんの ◎ が与えられた。</p>
<p>なんせ、ちょっと水を加えただけで、</p>
<p>カンペキな&nbsp; " 辛み大根おろし "&nbsp; が再現されたのだから。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>食堂をやっているという方からは、</p>
<p>●●●●●● のパウダーはすぐにでもほしい、と言われてしまった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>野菜のチップは、色々ミックスしてもらえば、おやつに最適。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>などなどなどなど・・・これ以上ネタを広げるのはもったいないので、</p>
<p>やめておきたい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>とにかく、たくさんの貴重なご意見を頂戴しました。</p>
<p>ありがとうございました。</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10080409.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10080409.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>参加者には、お土産という名の 「宿題」 を持ち帰ってもらう。</p>
<p>「この粉をどんなふうに使ってみたか、写真を撮って感想と一緒に送ってください。」</p>
<p>皆さん、快く引き受けてくれる。</p>
<p>かなりの好反応で、スタッフ一同安堵するとともに、</p>
<p>俄然やる気もアップする。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>最初の製品をカタログ 「ツチオーネ」 に登場させる目標の日程は、１０月下旬。</p>
<p>これから本番に向けての具体的なオペレーションに入ってゆく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ジェイラップ ＝ 米の生産者団体名では 「稲田稲作研究会」 。</p>
<p>大地を守る会の重要アイテムの一つである 「大地を守る会の備蓄米」 の生産者である。</p>
<p>その <strong>備蓄米の 「収穫祭」 </strong>が例年通り、<strong>１０月２日（土）</strong> に開催される。</p>
<p>当然、乾燥野菜も披露させていただく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>というわけで皆様。</p>
<p>次なる試食日は、１０月２日、福島の現地で、ということになります。</p>
<p>３年越しのチャレンジの成果を楽しみに、どうぞ奮ってご応募ください。</p>
<p>参加申し込みは、原則として</p>
<p>&nbsp;『ＮＥＷＳ大地を守る』 ９月号の申込用紙にてお願いします。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>いや、待て。</p>
<p>これじゃ、米より乾燥野菜の宣伝みたいだな。</p>
<p>メインは、あくまでも 「備蓄米」 の収穫を祝う集いですので、お忘れなく。</p>
<p>稲田稲作研究会の、黄金色に輝く田園が待ってます！</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>Ｇｒｏｂａｌ　Ｓｅｎｓｏｒ　と　田んぼスケープ</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/08/post-355.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.2043</id>

    <published>2010-08-10T14:06:34Z</published>
    <updated>2010-08-11T00:26:25Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 本ブログでこれまで何度も登場している 文化人類学者の竹村真一さん ...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="食・農・環境" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>本ブログでこれまで何度も登場している</p>
<p>文化人類学者の竹村真一さん （京都造形芸術大学教授） から連絡あり。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ＦＭラジオ 「Ｊ&#65293;ＷＡＶＥ」（８１．３ KHｚ） で毎週月曜から金曜日の夜に放送されている</p>
<p>番組&nbsp; 「Ｊａｍ the　Ｗｏｒｌｄ 」&nbsp; の中の 「 <strong><a href="http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/sensor/index.html" target="_blank">Ｇｒｏｂａｌ　Ｓｅｎｓｏｒ </a></strong>」&nbsp;（グローバル・センサー） </p>
<p>という彼のコーナーで、久しぶりに 「<strong><a href="http://www.tanbo-scape.jp/" target="_blank">田んぼスケープ</a></strong>」 を取り上げます、とのこと。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>時間帯は以前より少し早まっていて、９時３５分から。</p>
<p>短いトーク・コーナーだが、地球環境に関する様々な問題が語られている。</p>
<p>&nbsp; &#65293; と紹介している自分も、残業や外出が多くてなかなか聞けないのだけれど、</p>
<p>今日は漁業資源の保全と &nbsp;" 海のエコ・ラベル " &#65293;ＭＳＣ認証の話だった。</p>
<p>前回聞けたのはたしか車の中で、火山の噴火がもたらす功罪について、だったかな。</p>
<p>火山の噴火は大変な災害ももたらすが、</p>
<p>一方で土壌の形成に重要な役割を果たしてくれている、と。</p>
<p>思わず膝を打つ。 これは正しい。 </p>
<p>河川の氾濫もそう。 土壌材料の&nbsp; " 若返り "&nbsp; をもたらしているのだ。</p>
<p>竹村さんは文明や環境の様々な問題を、地球史の観点で見ている。</p>
<p>まさに　Ｇｒｏｂａｌ　Ｓｅｎｓｏｒ　だね。</p>
<p>そのセンサーから見える 「田んぼスケープ」 とは&#65293;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>一日３分のトークで、竹村ワールドにハマる。</p>
<p>タイミングが合った時はぜひ一度、聞いてみてほしい。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>三番瀬 アオサ回収と水上バス</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/07/post-352.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.2006</id>

    <published>2010-07-31T09:38:24Z</published>
    <updated>2010-08-08T12:36:03Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 話は前後しちゃったけれど、 鹿児島から帰った大暑の日の翌日、７月２...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="三番瀬・アオサ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>話は前後しちゃったけれど、</p>
<p>鹿児島から帰った大暑の日の翌日、７月２４日（土）、</p>
<p>船橋・三番瀬海浜公園の浜辺でアオサの回収を行なったので、</p>
<p>写真だけでもアップしておこうと思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この日も暑い一日になった。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10073107.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10073107.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">子どもたちには格好の水遊び日和。</span>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">生命の揺りかごともいえる干潟は、危険ももちろんないわけではないが、</span>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">楽しい海辺体験ができる比較的安全な場所である。</span></p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">（一番怖いのは、エイ。 潮が引くのに取り残されたでかいエイを見たことがある。</span></p>
<p>
<p>
<p>
<p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">　しかも砂と同じ色なので気がつかない。 裸足は禁物。 ）</span></p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">&nbsp;</span></p>
<p></p>
<p></p>
<p></p>
<p></p>
<p>
<p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">特に干潮がお昼時にやってくる中潮から大潮の日ともなれば、</span></p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">&nbsp;</span>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">遊びにも生物観察にも、もってこいとなる。</span></p>
<p></p>
<p></p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">しかもここは都心に近い。 </span>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">人々の暮らしと海のつながり</span>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">を感じさせてくれる貴重な砂浜として、</span>
<p>
<p>
<p>
<p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">よくぞ残してくれたと思う。</span></p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">&nbsp;</span></p>
<p></p>
<p></p>
<p></p>
<p>このところの暑さのせいか、アオサはわずかしか見当たらず、</p>
<p>しょうがないねと、干潟の生き物観察会をメインに変更する。</p>
<p>講師は、毎度お馴染み、陶武利センセ。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10073102.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10073102.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>松林の陰に集まってもらって、まずは干潟の役割を簡単におさらいする。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>いろいろと観察しながら、ついでにアオサを拾っていただく。</p>
<p>主客転倒ではあるけど、子どもたちにとってはちょうどいいか。 夏休みだし。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10073103.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10073103.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>僕が、アオサが溶けた跡じゃないか、なんていい加減なことを言ったあと、</p>
<p>陶センセがすかさず訂正する。</p>
<p>これは植物プランクトン、キートセラスという珪藻（ケイソウ） の種類で、</p>
<p>光合成、つまり太陽のエネルギーを使ってＣＯ２を吸収して有機物をつくってくれている。</p>
<p>これがたくさんの魚介類の餌となります。</p>
<p>水域生態系の一次生産者、つまり土台。 とても大切な生物なんです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>潮が引いて、残された水溜りはお湯状態になっている。</p>
<p>暑くて避難しているヤドカリの大群。&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10073104.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10073104.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>なんか、可愛くないか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>砂浜に空いた小さな穴を掘れば、カニたちが飛び出してくる。&nbsp;</p>
<p>足の下には壮大な生命循環の世界がある。</p>
<p>満ちればここは海の底となり、たくさんの魚たちの餌場となる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10073105.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10073105.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>クラゲだぁ&#65374;。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10073106.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10073106.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>いえ、これはタマシキゴカイの卵です。</p>
<p>この卵のうの中に、約３３万個の卵が入っているそうです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>生き物がたくさんいればいるほど、海はどんどんきれいになってゆくのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>米のとぎ汁実験。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10073108.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10073108.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>１時間もしないうちに、違いを見せつける貝の浄化力。</p>
<p>というか、有機物の循環こそ、生命の営みそのものなのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>アオサも循環に貢献している。&nbsp;</p>
<p>陸から運ばれてきた栄養塩類を取り込んで、富栄養化を防いでくれている。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10073109.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10073109.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>アオサの回収自体は絶不漁に終わる。</p>
<p>大漁を期待して、埼玉からやってきた本田孝夫さん（ＴＨＡＴ'Ｓ国産卵の生産者）、</p>
<p>茨城からやってきた下河辺昭二さん（北浦シャモの生産者）、すみません。</p>
<p>暑い中、少しでも海辺の風で癒されたなら幸いですが。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>東京湾アオサ・プロジェクトを共同で運営する</p>
<p>ＢＰＡ（ベイプラン・アソシエイツ） のメンバーは、</p>
<p>大野一敏代表（船橋漁協組合長） はじめ、今回は顔を見せず。</p>
<p>何をやっていたかというと、</p>
<p>船橋市内を流れる海老川に、水上バスを走らせたのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>交通渋滞の緩和とか地域振興とかが名目らしいが、</p>
<p>何よりも、人が川に親しむことが大切だと、大野さんは思っているに違いない。</p>
<p>身近に感じれば、そしてそれが大切な生命循環の血流だと思うなら、</p>
<p>平気で汚したり、視界から消したりはしないはずだから。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10073001.jpg" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10073001.jpg" width="330" height="455" /></p>
<p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp; （７月２７日付　読売新聞）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>記事によれば、</p>
<p>「船橋市宮本の海老川橋から下流の八千代橋までの約３００ｍを無料で４回運行。</p>
<p>　親子連れなど計４０人が参加し、川岸で風にはためく大漁旗などを眺めながら、</p>
<p>　ゆっくりと進む船に揺られていた。」</p>
<p>とある。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次回は８月２８、２９日の予定。</p>
<p>予約制で、バス代は無料。　ただし保険料が１回につき１００円。</p>
<p>問い合わせは、ＢＰＡ （０９０&#65293;３１０６&#65293;６６７９） まで。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>皆さんのところに、川は普通に流れていますか。</p>
<p>街というものを、川の水面目線から眺めてみるのも、一興かも。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>有機農業推進 はどこへ行く？</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/07/post-354.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.2010</id>

    <published>2010-07-29T13:57:10Z</published>
    <updated>2010-08-05T14:27:36Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; ２６日（月）、夕方６時前に仕事を中途で切り上げて、千葉・山武まで車...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="「有機農業」あれこれ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>２６日（月）、夕方６時前に仕事を中途で切り上げて、千葉・山武まで車を飛ばす。</p>
<p>約１時間遅れで、山武市有機農業推進協議会（以下、山有協） の会議に出席する。</p>
<p>名ばかりの幹事と言われないためにも。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>有機農業推進法によるモデルタウン事業が、事業仕分けによって</p>
<p>形を変えて<a href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/06/post-341.html" target="_blank">生き残った話</a>は以前にしたけど、</p>
<p>山有協も計画書を出し直して認可されたものの、予算は大幅に削られてしまった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「これじゃ何にも出来ねえな！」 と、</p>
<p>さんぶ野菜ネットワーク専務理事・下山久信が何度も吐き捨てている。</p>
<p>たしかに、何に使うにもあまりに中途半端な額で、</p>
<p>この２年、精力的に取り組んできた新規就農者受け入れ体制も、</p>
<p>かなり自力運営に近い形で修正せざるを得ない。</p>
<p>なおかつ 「収益力向上」 の実績をつくらなければならない。</p>
<p>その目標ラインは５％。</p>
<p>収益を上げてこそ、でしょ。 &#65293; と言われる農業。　</p>
<p>食と国土を支える農業とはそういうものなのか。。。 </p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ひっきょう、いろんな費目への予算を削って販売促進の計画を練ることになるのだが、</p>
<p>国庫補助がなかったら有機農業の拡大ができないとは</p>
<p>僕は意地でも思ってないので、</p>
<p>これはこれで産地の&nbsp; " やる気 "&nbsp; が試される試金石だと考える。</p>
<p>下山さんのパフォーマンスも、実はみんなの志気を鼓舞しているのではないか</p>
<p>と思ったりもする。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「言ってやるか。 言うしかねぇか」</p>
<p>下山さんが気合を入れている。　二日後の農水省での会議に、である。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして昨日の午後、農水省７階の講堂で、</p>
<p>「有機農業の推進に関する全国会議」 が開催された。</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10072801.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10072801.JPG" width="520" /></span></p>
<p>会場は満席どころか、追加の椅子が用意され、</p>
<p>参加者は全国から５００名くらい集まっただろうか。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>しかしながら、会議は１時半から６時近くまで及んだのだが、</p>
<p>ほとんど報告の時間で終始した。</p>
<p>農林水産省からの全体的な経過報告。</p>
<p>地方自治体から選ばれた４道県の取り組み報告。</p>
<p>産地協議会（モデルタウン） からの報告が５産地。</p>
<p>有機農業技術会議や有機農業研究会など団体の報告が６件。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>会議の途中、駆けつけました、という感じで</p>
<p>篠原孝・農水副大臣からのスピーチが入る。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="385" alt="e10072802.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10072802.JPG" width="520" /></span></p>
<p>農水省の役人時代から有機農業の推進を唱えてこられた、</p>
<p>筋の通った有機農業派である。　</p>
<p>日本で最初にフードマイレージの概念を紹介した方としても知られる。</p>
<p>何度かの左遷を味わいながら（本人の弁）、政治家に転身し、副大臣となった。</p>
<p>時代が変わったと感じさせる象徴的政治家ではないだろうか。</p>
<p>いや、もっとも象徴的なのは、なんといっても菅さんか。</p>
<p>四半世紀以上も前、市民派政治家として期待を浴びながら、</p>
<p>若さを売りにしていた菅さんの事務所に</p>
<p>電話一本で宣伝カーを借りたりしてたことを思えば・・・・・</p>
<p>「ちわぁ。 鍵借りまぁす」 なんてね。 オンボロの宣伝カーだったなぁ。</p>
<p>デモの途中でエンストして、運転手の僕は意図的に停車したと疑われ、</p>
<p>もうちょっとで 「公務執行妨害」 で逮捕されるところだった。</p>
<p>「スミマセン。 押してもらえますか」　</p>
<p>&#65293;　キ、キサマぁ！ 　ほ、ほ、ほ、本官を！　と叫んだかどうかは覚えてないけど、</p>
<p>「逮捕するぞ！」 と恫喝されたのは、はっきりと記憶している。&nbsp;</p>
<p>漫画のような光景だったね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>菅直人首相に、篠原孝副大臣。</p>
<p>いろいろと問題はあるようだが、たしかに変わってきた、それは実感である。</p>
<p>しかし今日はどうか。</p>
<p>有機農業を力強く推進していきたい、というような決意表明はあったが、</p>
<p>現在の政策については明快なコメントは聞けなかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>産地からの報告では、先日一緒に飲んだばかりの 「かごしま有機生産組合」代表、</p>
<p>大和田世志人さんが発表している。</p>
<p>ここでの肩書きは、「かごしま有機農業推進協議会 総括責任者」 である。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10072803.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10072803.JPG" width="520" /></span></p>
<p>有機農業への参入促進では、技術支援センターを立ち上げ、</p>
<p>新規就農希望者の見学会などを企画して呼び込んできたこと。</p>
<p>消費者への普及啓発・交流事業では、</p>
<p>有機をテーマにしたイベント 「オーガニックフェスタ」 を開催したこと、などが報告された。</p>
<p>有機農業と学校給食についてのシンポジウムも開いて普及に努め、</p>
<p>県内２０の学校で有機野菜が導入されている、とのこと。&nbsp;</p>
<p>立派な成果だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかしうまく進んでいるところばかりとは限らない。</p>
<p>正確には、少ない、と言うべきか。</p>
<p>昨年度にモデルタウンとして取り組んだ地区は５９まで増えたが、</p>
<p>「産地収益力向上支援事業」 になって、４３地区に減った。</p>
<p>これまで取り組んできた全地区の概要を、頁をめくりながら眺めても、</p>
<p>２年で飛躍的に有機が拡大したとは言い難い。</p>
<p>悪口を言っているのではない。 そんなものなのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それがたった２年で営業成績評価のようなものに変わった。</p>
<p>主旨変えに反発した地区、収益向上という具体的目標設定に断念した地区など、</p>
<p>理由や実情は微妙に異なるが、全体的に士気が落ちた感は否めない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>各種の報告が続く中で、なんとなく会場全体がうっ屈しているように思えたのは、</p>
<p>僕の心境がそうだったからだろうか。</p>
<p>わずかに与えられた質疑の時間も、どうにも消化不良だ。</p>
<p>下山さんも手を挙げる気にならなかったようだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>最後に登壇した金子美登さんがただ一人、</p>
<p>「ただ収益を追う制度でなく、有機農業の本来の意義に沿って発展させていってもらいたい」</p>
<p>とコメントされたのが、救いのように残った。</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10072804.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10072804.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>" これでいいのか "&nbsp;感は払しょくできないが、</p>
<p>しかし国の助成は税金である以上、中途半端でも無駄にするわけにはいかない。</p>
<p>有機農業が地域の発展を牽引するものであることを示す、</p>
<p>自分たちにとっての確かな指標を持って進めたいと思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そんな晴れぬ思いが尾を引く中で、</p>
<p>今日、さんぶ野菜ネットワークから２名の入会登録申請が上がってきた。</p>
<p>研修を経て山武に入植した方だ。</p>
<p>「大地を守る会」 生産者会員としての登録希望である。</p>
<p>そのプロフィールのなかで、</p>
<p>「生産物のもつ 「商品」 以外の価値も共有できる関係を望みます」</p>
<p>のコメントが輝いているじゃないか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ガタガタ言いながらも、しっかりと育ててきたね。</p>
<p>「やることやってっからよ」 &#65293; 下山ボスのしたり顔が浮かんでくる。</p>
<p>「登録承認」 で回す。　</p>
<p>やるべきことをやっていくだけ、だね。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>鹿児島で 有機農業フォーラム</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/07/post-353.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.2009</id>

    <published>2010-07-23T12:09:00Z</published>
    <updated>2010-08-01T12:37:28Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 鹿児島に行ってきました。 昨日から今日にかけて、 かごしま有機生産...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="「有機農業」あれこれ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="産地情報" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>鹿児島に行ってきました。</p>
<p>昨日から今日にかけて、</p>
<p><a href="http://www.chikyubatake.jp/" target="_blank">かごしま有機生産組合</a>主催による <strong>「第５回有機農業フォーラム」</strong> が開催され、</p>
<p>そこで１時間ほどの講演を依頼されたのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>会場は薩摩川内市、&nbsp;「湖畔リゾートホテルいむた」 。</p>
<p>ラムサール条約にも登録されている藺牟田（いむた） 湖畔にある。</p>
<p>ベッコウトンボの生息で有名なんだとか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕に与えられた課題は、</p>
<p>「首都圏における有機農産物の販売動向」。</p>
<p>生産者にはとっても気になる話題だが、語る側にはちょっとつらいテーマである。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>首都圏での 「有機農産物」 の販売動向といわれても、</p>
<p>販売に関する正確なデータがあるわけではない。</p>
<p>あるのは、有機ＪＡＳ制度で認証（格付） された農産物の数量データのみである。</p>
<p>しかも存在するデータから読み解こうとすると、</p>
<p>有機農業で頑張っている生産者にはとても厳しい現実を語らざるを得なくなってしまう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>たとえばこんな数字がある。</p>
<p>有機農産物の生産量 （「有機」と格付された農産物、ここではすべてこの数字） </p>
<p>の統計が取れるようになったのは、有機ＪＡＳ制度ができた２００１年からであるが、</p>
<p>その年の国内総生産量に占める 「有機農産物」の割合は、０．１０％だった。</p>
<p>そして直近のデータである０８年には、０．１８％になっている。</p>
<p>７年間での伸び率は、０．０８％。</p>
<p>数量でいえば、約３万４千トンから５万６千トンで、６６％増加となる。</p>
<p>これをどう評価するかは、意見の分かれるところだろうが、</p>
<p>まあ伸びていることは事実である。</p>
<p>とりあえずこれを 「地道に」 と表現させていただく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>しかし国民的目線でこのデータを見たときに、</p>
<p>驚かなければならないのは、むしろ国内総生産量の減少ではないかと思う。</p>
<p>７年間で９４％に落ち込んでいる。</p>
<p>つまり、分母が６％減ったとろこでの ０．０８％増、というわけだ。</p>
<p>分母の数量は、約３，２２０万トンから約３，０２４万トンへ。</p>
<p>約２００万トン落ち込んだところに、「有機農産物」 が２万トン伸ばした。</p>
<p>衰退していくなかでの 「希望の星」 か、もしかして生き残りをかけての 「有機」 か。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>憶測で語るのはやめて、もうひとつのデータを提示させていただく。</p>
<p>外国産有機農産物の数字である。</p>
<p>２００１年に格付された外国産有機農産物は９万４千トン（すでに今の国内産の倍近い）。</p>
<p>それが０８年には、約２００万トン。</p>
<p>７年間での伸び率は、２１２５％（約２１倍）。 野菜だけでも７３０％、米で７８０％。</p>
<p>まるで国内生産量が減った分を、外国産有機農産物が補ったかのような数字だ。</p>
<p>だとするなら、この数字は絶望的ともいえるし、ある意味での希望ともいえる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>こんな数字を示しながら、「有機農産物の販売動向」 をどう語るか・・・</p>
<p>複雑なる心境がご理解いただけるだろうか。</p>
<p>「有機農産物」 マーケットは、間違いなく成長しているのである。</p>
<p>食の自給とは関係なく。</p>
<p>そこで、外国産有機農産物の圧倒的な増加をもって、</p>
<p>結局、有機ＪＡＳ制度は外国産有機を後押ししただけだと批判する向きがある。</p>
<p>僕の考えるところは、最後の結論まで待ってほしい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>個人的感覚だけで喋ってはいけないので、もうひとつのデータを参考に挙げる。</p>
<p>農水省からの委託で、ＮＰＯ法人 日本有機農業研究会が行なった、</p>
<p>「有機農業に関する消費者の意識調査」 である。 昨年の３月に発表されている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>このレポートから炙り出されてくる、消費の像とはこんな感じだ。</p>
<p>・ 「有機農産物」というものの存在については、ほとんどの消費者が知っている。</p>
<p>・ 「有機農産物を一度でも購入した」 経験を持つ人は約６割に達しているが、</p>
<p>&nbsp;&nbsp; 「有機ＪＡＳマーク」 を理解しているのは１割程度である。</p>
<p>・ 「有機」への理解は 「安全性」 や 「環境にやさしい」 というイメージ。</p>
<p>・ 不満は、圧倒的に価格の高さ、である。 続いて供給の不安定さとまとめられるか。</p>
<p>・&nbsp;一方で有機をプラスに評価する人の、価格容認幅は ＋１割&#65374;２割高 くらいまで。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>他にもいろんな傾向が読み取れるが、まあだいたい想定範囲内である。</p>
<p>こういった調査結果を参考指標にしつつ、</p>
<p>その上で、僕が現実から感じとっている消費と社会的な動向について</p>
<p>触れさせていただいた。</p>
<p>大地を守る会は卸し事業もやっているわけなので、</p>
<p>データだけでお茶を濁しては、石を投げられちゃうだろうし。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>結論。</p>
<p>有機をめぐる市場は広がりを見せつつも、まだまだ未成熟なのだ。</p>
<p>人々の関心や社会的トレンドは、間違いなく 「有機」 への期待を高めている。</p>
<p>しかしマーケットは動いたが営業メリットは発生せず、</p>
<p>ＪＡＳマークへの不信感が残る一方で、マーク以上の信頼のツールを編み出せていない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>僕は有機ＪＡＳ制度ができた時から、「ＪＡＳマークを乗り越えよう」 と</p>
<p>呪文のように唱え続けてきた。</p>
<p>認証やそのマークは自身の営農結果の 「証明書」 である。</p>
<p>それが時代の求めるものであるならば、数々の問題点はあっても、</p>
<p>避けずに正面から突破したいと思ったんだよね。</p>
<p>しかし規格に適合したという 「証明」 をもって、それ以上の価値を、</p>
<p>たとえば自身の食や農業に対する思いを語るものには、けっしてならない。</p>
<p>それ以上の価値は、自らの力で築いていかなければならない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>有機ＪＡＳ制度と表示は、発展への過渡期的必然だったのだ。</p>
<p>結果として外国産有機農産物が氾濫したとするなら、それは制度ではなく、</p>
<p>我々の未熟さの問題である。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>バカにならないコストと手間をかけて認証に取り組んだ者だからこそ</p>
<p>進むことのできる&nbsp; " 次のステップ "&nbsp; がある。</p>
<p>「有機農業」 が目指した社会に向けての、次の一歩に。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>大地を守る会の最近の動きを紹介しつつ、感じている世の中の変化を伝え、</p>
<p>僕らなりの挑戦の方向を述べさせていただく。</p>
<p>" マーケットの拡大 "&nbsp; というと商業用語になっちゃうけど、</p>
<p>それは経済の流れとも、人々の意識ともつながって動的なものだし、</p>
<p>なにより生産はそれを強く求めていると思うので、ここでは憚らず使わせていただく。</p>
<p>量だけでなく質の深化も目指して、何を語り、どのようなくさびを打ち込めるか。</p>
<p>証明から価値観を動かす力へ&#65293;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>肝心なことを言い忘れたけど、かごしま有機生産組合は、</p>
<p>実は 「有機的社会」 づくりに向けて、すでに舵を切っているのである。</p>
<p>都市の団体や流通に依存するだけでなく、地域に広がるためのお店を増やし、</p>
<p>直営農場を持ち、農業技術センターを設立させて、</p>
<p>有機農業技術の確立と新規就農者の育成に取り組んでいる。</p>
<p>ＪＡＳの認証にも取り組んだからこそ、制度に対してモノ申す権利も、</p>
<p>大胆にいえば否定する説明力も持ったことになるワケで、</p>
<p>次の展開への踏み台は、もう足元にあるわけです。</p>
<p>どこよりも活力あるかごしま、を建設してほしい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>フォーラムでは、</p>
<p>ＮＰＯ法人 有機農業技術会議の事務局長・藤田正雄さんの講演もあった。</p>
<p>以前、新規就農者のためのハンドブック&#65293;<strong><a href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/04/post-326.html" target="_blank">『有機農業をはじめよう！』</a></strong></p>
<p>の編集で一緒に仕事をさせていただいた方。</p>
<p>藤田さんの講演タイトルは、「土の生き物からみた土づくり」。</p>
<p>多様な生物を活かしながら土をつくる技術。</p>
<p>有機農業の持っている、もっとも根源的な力だ。　化学肥料では土は生産できない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>分散会では有機認証のための記帳の煩わしさやコストが語られ、</p>
<p>理想論とは別に、現場でのしんどさは続く。</p>
<p>組合員数が１５０人にも達すると、組織をまとめるにも相当な苦労があることだろうが、</p>
<p>これからの方向を考えるキーワードのひとつが 「地域」 だとするなら、</p>
<p>自分たちはすでに一つの条件をクリアしつつあることに、どうか自信を持って欲しい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今日の夕方には幕張に戻らなければならない都合があり、</p>
<p>ここでもとんぼ返りになった。</p>
<p>たまにしか来ることができない地方出張なら、</p>
<p>遠方ほどじっくりと見て回って相互理解を深めたいものだが、</p>
<p>現実がなかなか許してくれない。　歯がゆいものだ。　</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>大暑の日のうだる移動に、希望も萎えそうになる。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>田の草取りと ホタルと 生命の輪</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/07/post-351.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.1992</id>

    <published>2010-07-18T12:32:45Z</published>
    <updated>2010-07-28T13:41:24Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 梅雨が明けた！ 夏だ！ 草取りだ！&nbsp; &nbsp; とい...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="稲作体験" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>梅雨が明けた！</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071801.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071801.JPG" width="305" height="455" /></span></p>
<p>夏だ！ 草取りだ！&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>というわけで、梅雨明け宣言の出た７月１７日（土）、</p>
<p>「第２１回 大地を守る会の稲作体験」 &#65293; 第２回草取り日となる。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071802.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071802.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>田植えから３回目。 一ヶ月前に手をつないで田を囲んだ仲間たち。</p>
<p>雰囲気にも慣れてきて、</p>
<p>進行係の誘導を待つまでもなく、自然と畦に並んでくれる。&nbsp;</p>
<p>やる気だ。 嬉しいね。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071805.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071805.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>草取りもこれで最後なので、きっちり取ってもらいましょうか。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>一ヶ月で伸びてくれた草たち。</p>
<p>でも例年よりは少ない感じである。&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071803.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071803.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>一回目の草取りがだいぶ効いている。 これでもね。</p>
<p>例年の感覚が判断基準になっているので、プロの方は笑わないでください。</p>
<p>オモダカの花を 「キレイね&#65374;」 という人たちの集まりなのだ。</p>
<p>でもたしかに、これだけを見ると、なかなかに捨てがたい植物ではある。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071804.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071804.JPG" width="261" height="390" /></span></p>
<p>「 何なら持って帰って、バケ田んに植えてみたら 」</p>
<p>とか言いながら、とにかく容赦なく抜いていただかなければならない。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>作業の開始。&nbsp;&nbsp; </p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071806.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071806.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>人には当然個人差があって、すぐに入ってはしゃぐ子もいれば、</p>
<p>田に足を入れるだけで３年かかった子もいる。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">毎年見ているうちに、「お父さん、焦らなくていいですよ」 と言えるようになった。&nbsp;</span></p>
<p>僕も成長させてもらっているのだ。&nbsp;&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>３年経って入った子の方が、田んぼの記憶と愛着が深くなるような気もする。</p>
<p>「待つ」 ことの大切さと、「きっかけ」 を与えることが教育の技なのか、と思ったりする。</p>
<p>僕はこの体験田を企画し、２１年やってきたわけだけど、</p>
<p>毎年何かしら新しい発見があって、そのたびに</p>
<p>なんでもっと早く気がつかなかったのか・・・という悔しさも、募ったりするのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071807.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071807.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>そして毎年おんなじ様な写真を撮っている。</p>
<p>だって子どもが頑張っている姿は、いつ見ても、どんな場面でも感動モンだから。</p>
<p>" 愛 "&nbsp; だね、愛！だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>田んぼ一面に、" 愛 "&nbsp; が充満している。&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071808.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071808.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さっきからじっと佇んでいる少女。</p>
<p>何を考えているのか、オヤジには想像がつきません。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071809.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071809.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>たくさんの人の気を感じてか、穂を出したヤツがいた。&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071810.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071810.JPG" width="261" height="390" /></p>
<p>開始前に見て回ったときには、出てなかったぞ。&nbsp;</p>
<p>植物は動物の気配をたしかに受け止めて反応している。</p>
<p>よく見て回る田、いつも声をかけてやる植物は生育がいい、と聞いたりするが、</p>
<p>それはあり得る、と思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>作業後は、例によって陶ハカセの生き物講座。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071812.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071812.JPG" width="520" height="348" /></span>&nbsp;</p>
<p>今日発見した生き物、そして今夜お目当てのホタルについての授業。</p>
<p>子どもたちがどんどん前に迫ってくるので、</p>
<p>ハカセはしょっちゅう 「もっと下がって、下がって」 と叱っている。</p>
<p>オイラなんか、「 もっと前に 」 なのに、ちぇっ！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>次は、案山子（かかし） に着せるシャツにお絵描き。</p>
<p>いや、手形押し、か。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071813.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071813.JPG" width="520" height="363" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ナマの手に絵の具をつけてがんがんやっちゃってくれている。&nbsp;&nbsp;</p>
<p>こんな感じで完成。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071814.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071814.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ホタル観察は日が暮れてからなので、もう少し時間がある。</p>
<p>次は、「生物多様性の輪」 というゲームに挑戦していただく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071815.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071815.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>みんな何かの生き物になる。</p>
<p>イネ、カエル、ミジンコ、トンボ、サギ、ミミズ、などなど。</p>
<p>太陽とか風になる子もいる。&nbsp;</p>
<p>それらが、食べる・食べられる、与える・もらう、といった関係がある者同士で手をつなぐ。</p>
<p>必ず右手と左手で、隣の人とはダメ、というルール。</p>
<p>風は桶屋を儲けさせる、みたいな理屈も通しながらやっていくうちに、</p>
<p>だんだん輪がもつれてくる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071818.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071818.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>&nbsp;</p></p>
<p>全員がぐちゃぐちゃになりながら、手をつなぎ終わったら、</p>
<p>次はもつれを解いていく。</p>
<p>跨いだり、一回転したりしながら・・・・・</p>
<p>最後は&#65293;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071816.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071816.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>一つの大きな輪になれば成功！</p>
<p>これが生き物たちのつながりなんです。</p>
<p>一つでも欠けたら、命の輪が途切れてゆきます。</p>
<p>感じてくれたかな。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>夜は、ホタル観察会。</p>
<p>今年は 「裏年」 とあって、ホタルの数は少なかったけど、</p>
<p>それでもチラホラと見ることはできた。</p>
<p>夜の田んぼに、ふわっと光が上がってきて舞い始める。</p>
<p>この光景を見るだけで、大切なものは何かを感じさせてくれる。</p>
<p>写真はまたも失敗。 残念。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>夜遅くまで、皆様お疲れ様でした。</p>
<p>次は９月。 稲刈りです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071817.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071817.JPG" width="261" height="390" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今度来た時には、この緑の田園が黄金色に染まっています。</p>
<p>豊作になりますよう。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>２０回めの北海道生産者会議</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/07/post-350.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.1991</id>

    <published>2010-07-16T14:16:29Z</published>
    <updated>2010-07-25T08:54:35Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 北海道に行ってきました。 ジャガイモの花が咲いていました。 品種は...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="産地情報" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>北海道に行ってきました。</p>
<p>ジャガイモの花が咲いていました。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071609.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071609.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>品種はメークイン。 江別市・金井正さんの畑にて。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>７月１５&#65374;１６日、第２０回となった北海道地区生産者ブロック会議を開催。</p>
<p>場所は、千歳空港から札幌に向かう途中の北広島市。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071601.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071601.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>今回の幹事は、北海道有機農業協同組合。</p>
<p>２００１年、全国で初めて有機農業の専門農協として組織された。</p>
<p>挨拶するのは代表理事・小路健男さん。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071602.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071602.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>大地を守る会に出荷するようになったのは２年前から。</p>
<p>若い時から大地を守る会を意識してやってきた、と嬉しいことを言ってくれる。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>今回の講演は、四日市大学教授で北海道大学名誉教授でもある松永勝彦さん。</p>
<p>テーマは、「森が消えれば海も死ぬ」。</p>
<p>同じタイトルの著書がある。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071603.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071603.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>森（山） と海のつながりは、今ではあたり前に語られる話だが、</p>
<p>その関係を科学的に証明する先鞭をつけたのが松永さんである。</p>
<p>２０年におよぶフィールドワークによって、</p>
<p>海の磯焼け現象（海の砂漠化） の原因が山にあることを突きとめた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071604.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071604.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>鍵になるのは鉄である。</p>
<p>鉄は生物に不可欠な元素であるが、自然界では鉄サビの状態で存在していて、</p>
<p>そのままでは光合成生物は取り込めない。</p>
<p>しかし森林の腐植土にはフルボ酸という物質が存在し、</p>
<p>フルボ酸と鉄が結合する（フルボ酸鉄になる） ことによって生物に取り込まれる。</p>
<p>森からフルボ酸鉄やリン、窒素が送られてくることによって、</p>
<p>沿岸海域の生態系は豊かに維持されていたのだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>" 森は海の恋人 "&nbsp; で有名な宮城・気仙沼の畠山重篤さんのバックボーンともなった</p>
<p>松永さんだが、時に公共事業などを痛烈に批判するためか、</p>
<p>あるいは学者の縄張り体質と対立したためか、</p>
<p>いろいろと圧力もあったらしく、学界は居心地のいいものではなかったようだ。</p>
<p>今は三重で、人工漁礁による海の再生に取り組んでいる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>話はもっぱら海から森、森から海だったが、</p>
<p>その視点から語られる 「腐植」 の大切さは、</p>
<p>農業者にとっても意味あるものになったのではないだろうか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>二日目は現地視察。</p>
<p>江別の金井正さんのほ場を訪ねる。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071605.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071605.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>ジャガイモの花も、そろそろ終盤戦。</p>
<p>春の低温・日照不足からだいぶ復活はしてきたようだが、</p>
<p>このところは乾燥気味で、生産者からはおしなべて 「水が欲しい」 という声が聞かれていた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>金井さんも７０を越え、今年は怪我もあって心配したのだが、</p>
<p>なんのなんの、矍鑠（かくしゃく） としている。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071606.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071606.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>金井さんといえば、誰もが認める道具を大切にする人である。</p>
<p>４５年前のトラクターを、今でも修理しながら使っている。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071613.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071613.JPG" width="520" height="348" /></p>
<p>開拓時代の道具も保存し、すべてがきれいに整理整頓されている。&nbsp;</p>
<p>長い間の習慣で、身と精神の芯まで染みついたものとしか言いようがない。</p>
<p>これがただの性格だったら、毎日神経すり減らしてつらいことだろう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>畑の管理にもその生き方が表われている。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071607.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071607.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>ちょっと草があるだけで気になる人に違いない、そんな畑である。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>これからの天気がちょうどよく推移することを願って、</p>
<p>看板の前で記念の一枚を撮る。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071608.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071608.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>続いて、北広島の佐々木透さん。</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071610.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071610.JPG" width="520" height="348" /></p></span>
<p>北海道有機農業協同組合の理事もされている方。</p>
<p>こちらは多品種の野菜栽培で、少々手が回らない気味。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>佐々木さんは学生の頃から農業を志したそうで、</p>
<p>北海道・十勝から沖縄・西表島、さらには長野の川上村、群馬の嬬恋村で</p>
<p>修行を積んでいる。</p>
<p>アメリカの農場でも２年、海外青年協力隊員の経験もある、猛者である。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071611.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071611.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>人参畑は草の中にあり、キャベツ畑にはモンシロチョウが元気に飛び回っていても、</p>
<p>佐々木さんはいっさい農薬は使わない。</p>
<p>修行時代に、農薬を撒いては夜に吐いていた、という経験が</p>
<p>この人の農業スタイルの底辺にあるようだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>草との格闘は人海戦術である。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071612.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071612.JPG" width="520" height="348" /></span></p>
<p>炎天下の中で草をとるパートさんたち。</p>
<p>彼女たちこそ、北海道での有機農業を支える柱のような存在である。</p>
<p>うつむいて黙々と進む姿に、僕らの頭も上がらない。
<p>
<p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">&nbsp;</span></p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">暑いけど爽やかな風も吹いている。</span></p></p></p>
<p>秋の後半からの根菜類は、この夏の北海道にかかっているワケで、</p>
<p>祈る気持ちで、あとにする。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>一直線の実証主義農民&#65293;小川光に山崎農業賞</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/07/post-348.html" />
    <id>tag:www.daichi.or.jp,2010:/blog/ebichan//2.1979</id>

    <published>2010-07-11T09:44:35Z</published>
    <updated>2010-07-23T16:44:19Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 福島県喜多方市山都町で、自らの理論に基づいて有機農業を実践しながら...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="産地情報" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
        <category term="食・農・環境" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>福島県喜多方市山都町で、自らの理論に基づいて有機農業を実践しながら</p>
<p>若者たちを育ててきた小川光さんが、山崎記念農業賞を受賞したことは</p>
<p>先日の猪苗代レポートで触れたが、</p>
<p>昨日はその授賞式があって、四谷まで出かけた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>それは意外と小さな会議室で、</p>
<p>出席者は３０人ほどの、飾り気のない質実とした受賞式だった。 
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071102.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071102.JPG" width="520" height="390" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="http://www.yamazaki-i.org/" target="_blank">山崎農業研究所</a>。</p>
<p>詳しくは知らないのだが、水田や水資源の研究などで功績のある</p>
<p>故山崎不二夫東大名誉教授が創設した民間の研究所。</p>
<p>会員は３００人程度ながら、大学の研究者はじめ農水省の職員や農業技術者、</p>
<p>ジャーナリストなど多彩なジャンルの方々が研究所を支えている。</p>
<p>「現場に学ぶ」 をモットーに、農業、農村、食糧問題、環境など</p>
<p>様々なテーマで研究会を開催するほか、</p>
<p>官公庁からの受託事業や出版事業などを行なっているが、主たる収入源は会費である。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>その研究所が、現場で優れた活動を行なっていると認めた人（あるいは団体）</p>
<p>を選んで、毎年表彰している。 それが山崎記念農業賞である。</p>
<p>アカデミズムやジャーナリズムで取り上げられなくても、農業・農村や環境に</p>
<p>有意義な活動を行ない成果を上げている人や団体を評価して世に示すという、</p>
<p>まさに 「現場主義」 を掲げる団体らしい表彰制度だ。</p>
<p>表彰では、賞状と記念の盾が贈られるが、賞金などは用意されない。</p>
<p>それがかえってこの賞の品格を形成している。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>賞状を授与するのは、元東京農工大学教授で現在の研究所長・安富六郎さん。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071103.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071103.JPG" width="520" height="390" /></p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>小川さんの受賞理由。</p>
<p>「条件不利といわれる中山間地域は、高齢化、農地の遊休化が進み、</p>
<p>　その存続が危ぶまれています。</p>
<p>　小川さんは、風土と作物の固有の力を最大限に引き出す独創的技術を編み出し、</p>
<p>　就農を目指す多くの若者と共に活力ある地域づくりに挑戦してきました。</p>
<p>　その実践は、過疎地に暮らす多くの人々に夢と勇気を与えています。</p>
<p>　ここに更なる発展を祈念し、第３５回山崎記念農業賞を贈呈します。」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>受賞を記念して、小川さんのスピーチがある。&nbsp;</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071104.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071104.JPG" width="520" height="390" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>小川さんは福島出自ではなく、出は東京・練馬である。</p>
<p>そこで中学時代から、隣の空き地で南瓜（かぼちゃ） を交配しては</p>
<p>雑種を作って楽しんでいたというから、ただ者ではない。</p>
<p>東大農学部を出て、福島県の職員として野菜栽培の技術研究や栽培指導に取り組む。</p>
<p>官僚に進まなかったこの段階で、すでに 「現場主義」 である。</p>
<p>しかし自身の強い思いで取り組んだ数々の栽培試験も周囲には理解を得られず、</p>
<p>どうやらけっこう辛い時代だったようだ。</p>
<p>９８年、福島県の伝統野菜の栽培を最後に、今までの試験データを整理して退職。</p>
<p>小川光、５０歳の時だった。</p>
<p>今でこそ有機農業の先進地たろうとしている福島県だが、</p>
<p>小川さんが退官するまで、有機栽培の試験をやったのは小川さんただ一人である。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>山都町に入り専業農家となってからは、自らの有機農業理論を体系化させ、</p>
<p>中央アジア・トリクメニスタンで無潅水でのメロン栽培を指導し、</p>
<p>会津の伝統野菜の種を守り、若者たちを育てながら、</p>
<p>中山間地の畑や環境を維持するために奔走してきた。</p>
<p>上手な妥協の仕方を知らない一直線の性格ゆえに、</p>
<p>地域との軋轢も相当に経験してきている。</p>
<p>それでいて、思い込みではない、理論は現場で実証できなければホンモノではない、</p>
<p>という科学者としての強い姿勢を常に堅持しながら、生きてきた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>自己史を実直に振り返りながら、</p>
<p>時折見せた笑顔が、なんかカワイイ。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071105.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071105.JPG" width="520" height="390" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>小川さんは、どこに行くにも地下足袋である。</p>
<p>今日も足袋だろうか、と思いながら来てみたが、やはり足袋だった。</p>
<p><img class="mt-image-none" alt="e10071106.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071106.JPG" width="293" height="390" /></p>
<p>でも今日の白い足袋は&nbsp; " よそ行き "&nbsp; なんだそうだ。</p>
<p>今度は足の裏を見せてもらいたいものだ。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>お祝いの言葉を述べさせていただく。&nbsp;</p>
<p>
<span style="DISPLAY: inline" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img class="mt-image-none" alt="e10071101.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071101.JPG" width="397" height="264" /></span></p>
<p>　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（写真提供：表彰選考委員・田口均さん）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>小川さんとのお付き合いはまだ浅いのに、</p>
<p>僕なんかにその資格があるのだろうかと思いつつ、</p>
<p>でも僕は僕なりに、若者たちの野菜セットを通じて小川光に光をあてたという自負もあって、</p>
<p>引き受けさせていただいた。</p>
<p>夜の懇親会で、小川さんから</p>
<p>「私を実証主義者と呼んでくれて、ありがとう 」</p>
<p>と言われたのを、嬉しく思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>この日は山崎農業研究所の総会でもあって、</p>
<p>農林水産技術情報協会の名誉会長・西尾敏彦氏の</p>
<p>「２１世紀　農業・農業技術を考える」 と題した記念講演もあった。</p>
<p>それは２１世紀への新しい提言というより、</p>
<p>２０世紀の農業政策・技術思想への反省を込めたものになっていて、</p>
<p>有機農業が拓いてきた世界が間違ってないことを、</p>
<p>学問的にも認められるところまできたことを示していた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>四半世紀前には、僕らの目の黒いうちには実現しないのではと思っていた世界に</p>
<p>到達しつつある。</p>
<p>小川さんの苦労は報われる。 間違いない。</p>
<p>わずかなお手伝いだけど、流通者なりに貢献していることを誇りとしたい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>できることなら小川さんの世話になった就農者や研修生たちに囲まれた</p>
<p>祝う会をやってあげたいと思うのだが。。。</p>
<p>浅見さんと相談してみよう。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
    </content>
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    <title>六本木農園での再会</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/2010/07/post-349.html" />
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    <published>2010-07-09T13:39:20Z</published>
    <updated>2010-07-20T07:54:17Z</updated>

    <summary><![CDATA[&nbsp; 驚くべき再会、というのが人生には間々あるね。 今回の再会は、記憶の...]]></summary>
    <author>
        <name>戎谷徹也</name>
        
    </author>
    
        <category term="雑記帳" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/">
        <![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p>驚くべき再会、というのが人生には間々あるね。</p>
<p>今回の再会は、記憶の片隅にあった人が、突然輝いて目の前に登場した、</p>
<p>そんな驚きである。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>昨夜、当会六本木会議室で専門委員会 「米プロジェクト２１」 の定例会を行なった後の、</p>
<p>暑気払いも兼ねての一席。　</p>
<p>メンバーの方の提案もあって、訪れたのが 「<strong><a href="http://roppongi-nouen.jp/" target="_blank">六本木農園</a></strong>」 というお店。</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10070902.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070902.JPG" width="293" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10070901.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070901.JPG" width="520" /></p>
<p>ホームページには　" 農業実験レストラン "　と謳われている。</p>
<p></p>
<p></p>
<p>すべて生産者の顔が見える食材。</p>
<p>秋の 「土と平和の祭典」 にも出店されている 「<a href="http://www.re-farm.jp/" target="_blank">農家のこせがれネットワーク</a>」 </p>
<p>とも連携していて、スタッフはみんな農家出身の人たちだとか。</p>
<p>生産現場に足を運び、農作業もやっている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ここでお会いしたのが、グランシェフ・舘野真知子さん。</p>
<p>実は、１９９７年に大地を守る会が主催した 「カナダ先住民族ツアー」 で一緒だった。</p>
<p><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10070911.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070911.JPG" width="520" />&nbsp;</p>
<p>写真左が舘野さん。 １３年ぶりの再会。 お懐かしい・・・ </p>
<p>カナダ・ツアーのときは管理栄養士の仕事をされていたか、</p>
<p>英語の勉強をしていた時だったかと思う （記憶が曖昧で、すみません）。</p>
<p>その後、アイルランドで料理の修業をされて、立派なシェフになられた。</p>
<p>料理学校も主宰しているらしい。</p>
<p>「料理の原点は素材を生かすことだと学びました」</p>
<p>素晴らしいね。　</p>
<p>こんなふうに、１０数年ぶりでの成長した姿との再会なんて、感動モノだ。</p>
<p>内心、自分がフケたことも実感させられるけど。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ちなみに、写真右は 「園長」 の堀田幸作さん。</p>
<p>カンペキな農的お名前だが、こちらは銚子の漁師さんの息子だとか。</p>
<p>&nbsp;</p>]]>
        <![CDATA[<p>これが当時のツアーの写真。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="287" alt="e10071100.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10071100.JPG" width="439" /></span>&nbsp;</p>
<p>前列左でしゃがんでいるのが舘野さん。</p>
<p>その後ろの赤いジャケットが僕。</p>
<p>少人数のアットホームなツアーで、ロッキー山脈の自然を満喫しながら、</p>
<p>ネイティブたちと楽しい時間を過ごした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>さて、店内には生産者の写真が貼られ、畑のビデオが流されている。</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10070903.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070903.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>料理は野菜中心。</p>
<p>素材の滋味を目いっぱい楽しむ。&nbsp;</p>
<p>夏の " 特集農家 "&nbsp; さんのウェルカム・ベジタブル。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10070904.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070904.JPG" width="520" /></span></p>
<p>添えられたソースも上品な味わいで、</p>
<p>塩や醤油 （ひしお&#65293;古代の醤油） も選び抜かれている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>三種のお惣菜。</p>
<p>白ゴマとコンニャクの根菜シャキシャキ・サラダに</p>
<p>蒸し新じゃがのルッコラ・セサミペースト和え。　カップにあるのは茶碗蒸し。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10070905.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070905.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ありが豚 （ " ありがとう " からもじった豚肉） のさっぱり梅ハーブ鍋。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="348" alt="e10070906.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070906.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>酒も、ワタシ的には文句なし。</p>
<p>みんな満足な様子。</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10070907.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070907.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>お店の隣には、ミニ農園が設えられている。&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10070908.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070908.JPG" width="293" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10070909.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070909.JPG" width="520" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>品種選びにもスタッフたちのこだわりが表現されている。&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline"><img class="mt-image-none" height="390" alt="e10070910.JPG" src="http://www.daichi.or.jp/blog/ebichan/ebi/e10070910.JPG" width="293" /></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>大地を守る会と直接の関係はないけど、</p>
<p>こういうお店が増えて、食べる人の関心も高まっていければ、嬉しいことだ。</p>
<p>一緒に食文化と農業を支えていければいい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>すっかり振り返ることもなくなっていたカナダ・ツアーの、</p>
<p>最後の夜のことを思い出した。</p>
<p>オーガニック農業 （というより自給的農業に近い印象だったが）</p>
<p>を営むネイティブの農民が、遺伝子組み換えを激しく批判していた。</p>
<p>「種を奪われることは、自分たちの自立を失うことだ。 種は命だ 」 と。</p>
<p>そして、自分が守ってきた野菜の種を日本に持って帰って蒔いてくれ、と</p>
<p>僕らに種を渡そうとした。</p>
<p>そこで参加者の一人が 「種を持ち帰ることは法に触れる」 と怒ってしまって、</p>
<p>とても気まずい空気になったのだが、</p>
<p>とっさの判断でなんとか取りつくろったのだった。</p>
<p>「この種は、あなたたちにとって大切な種です。 どうぞここで育ててください。</p>
<p>　僕らは、あなたのその心を種としていただいて、日本に帰って蒔くことを約束します 」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>舘野さんはあの時もらった種をしっかりと蒔いている。</p>
<p>
<p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline">僕もただ 「種蒔人」 を飲むばかりじゃなく、</span></p>
<p>
<p>
<p>
<p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline">あの夜の約束を忘れずに生きてゆかなければならない。</span></p>
<p>
<p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline">&nbsp;</span></p>
<p>
<p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline">「六本木農園」 での再会に感謝。</span></p>
<p>
<p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline">ごちそうさまでした。</span></p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline">野菜もさることながら、最後にいただいた土鍋ご飯が最高でした。</span></p></p></p>
<p></p>
<p></p>
<p></p>
<p></p>
<p></p>
<p></p>
<p>
<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="DISPLAY: inline">&nbsp;</span></p>]]>
    </content>
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