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学校給食

子どもたちに、安全でおいしい給食を

子どもたちが毎日食べるものだから。
安全でおいしい学校給食を求めて活動しています。

その給食は、安全なの?

育ちざかりの子どもたちの成長を支える学校給食。毎日食べる学校給食の食材は、どこの誰がどうやって作り、誰が選んで口に入るものなのでしょうか。よくよく考えてみれば、こうした子どもたちの「食の安全」にかかわる基本的な情報も、正確にさかのぼって追いかけられる仕組みになっていないことが多いのです。親の手を離れたところで日々口にするものだからこそ、たべものの素性がわからないことが心配です。「全国学校給食を考える会」が発足したのは1979年のこと。大地を守る会会長の藤田が事務局長を務め、大地を守る会が運動事務局として関わってきました。大地を守る会は、「誰がどこで、どのように作ったか」を確認できる食材を学校給食で使ってほしいと願って、30年間活動を続けています。

お母さんと栄養士さん、がんばる

活動のはじまりは、新宿区の落合第一小学校から。栄養士の故西山千代子さんと大地を守る会の会員のお母さんたちがどうすれば安全な給食を子どもたちに食べさせることができるのか、議論を重ね、その努力によって、無農薬、有機農法の野菜を導入することができました。

このような動きが各地に広がり、給食に有機農産物を取り入れる学校がだんだんと増えていきました。産直(産地直送)で野菜やくだものなどを作っている生産者の方に、学校まで直接食材を届けてもらう方法も少しずつ整っていきました。産直は生産者と学校の間にいくつもの業者が介在しないシンプルな構造なので、どこの誰が作ってくれたのかが簡単に分かりますし、生産者も「あの学校の子どもたちのため作っているんだ」と実感しながら作れるのがいいところです。

都内の小学校や中学校では、大地を守る会の生産者の長崎県南島原市の長崎有機農業研究会からジャガイモや玉ねぎを、岩手県久慈市より干ししいたけを取り寄せています。

食べることは、学ぶこと

大地を守る会では、地域で生産したものを同じ地域で消費する「地産地消」も進めています。学校の子どもたちに、学校の近くで採れた野菜を食べてもらうことで、食と人、自然や文化、風土について感じたり考えたりしてもらえるのですから、これも立派な社会学習のうち。ほかにも、全国学校給食を考える会に所属している栄養士さんたちが通常の授業時間を使って面白い活動をしています。生産者を小中学校に呼んで、子どもたちに出前講座を開いてもらうのです。生産者と子どもたちとが直接話すことで、子どもたちは現在の農業の状況を肌で感じ、野菜を通して自然や食文化についていろんなことを感じながら給食を食べることができるようになります。毎日食べるものだから、安全でおいしく、そして教育にもなる。そんな給食をもっと増やしていこうと思います。

関連サイト

学校給食に関する情報は「学校給食ニュース」をご覧ください。
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